例会や、活動などの紹介。
雲南市立掛合小学校統合記念作品紹介
作文の部(第3・4学年) 最優秀賞
「掛合の自然が好き」 四年 落部 季里さん
私はこの掛合町が大好きです。この掛合町の人が大好きです。そして、掛合町の自然がとても大好きです。だから、自然について考えてみたいと思います。私の家は掛合町の多根にあります。家の周辺には山や川や畑や田がたくさんあります。時々、都会にあこがれるけど、近所のおばさんに聞いたら、「田んぼもなくて、食べるものが、ぜんぜんだめ。おいしくないわあ。家で食べたほうがいいし、米代がすごいけんなー。」と、言っておられたので、たしかにそうだなあと思いました。私の家には田んぼがあります。自分の家だけでなく、いろいろな都合があって田植えなどできない人の家の田もお世話してあげています。 お父さんやおじいさんは、一生懸命はたらきます。たまにストレスがたまるけど、そんな時は、私も弟も少しは分かってあげて、話を聞いてあげます。
わたしのひいおじいちゃんとひいおばあちゃんは畑仕事をします。先日の大雪で、ハウスがこわれてしまいました。とても、こまっていたけれど、がんばって直していました。みんなが畑、たんぼを大事にしていると思います。
私は、夏休みの時などにお手伝いをすると、ひいおばあちゃんが何か一つは教えてくれます。心に残っている言葉は、「野菜の芽はどんなに小さくても、外のことを良く分かってるんだよ。」という言葉です。この言葉が大好きです。野菜は小さかったり、ちゃんとできていなかったりすることがあります。だからひいおばあちゃんたちは自然から勉強することもあるそうです。それを生かすのがうまく育てるコツだそうです。育てるコツは、昔の人がよく知っていて、次の人へと教えていきます。ひいおばあちゃんもわたしにたくさんのことを教えてくれました。 以前、都会では、野菜を「水」で育てると聞いたことがあります。でも、私の家の野菜は、土の味がします。その味が水でつくのかなと思います。この、土の味は自然の味で野菜のほんとうの味だと思います。私もこの自然の良さをみんなに教えてあげたい気持ちです。
私もこの掛合町で畑に野菜を植えたり、田んぼに苗を植えて大事に育てて、がんばりたいです。
PR